世界保健機関(WHO)は、平成元年に毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めました。日本においても厚生労働省が、平成4年から世界禁煙デーから始まる一週間を「禁煙週間」として定めています。
たばこの煙には発がん性物質等の有害化学物質が含まれており、健康に影響を及ぼすことがあります。また、喫煙者の周囲にいる人がたばこの煙にさらされる受動喫煙についても、健康に影響を及ぼすことがわかっています。
望まない受動喫煙をなくすため、令和2年4月から法律が改正され、多くの人が利用する様々な施設は原則屋内禁煙となっていることはご存知でしたか?屋外での喫煙は規制されていませんが、受動喫煙を起こさないよう、喫煙時には周囲の状況に配慮することが求められています。
この機会に、喫煙と健康について考えてみましょう。