覚醒剤や大麻の事件に関連するニュースは、後を絶ちません。
令和5年中の滋賀県内における薬物事犯検挙人員は76人でした。
全国、滋賀県ともに大麻事犯が急増しています。
滋賀県内における大麻事犯の特徴は、
・検挙人員の約8割が10代から20代の若年層であること
・約8割が大麻事犯の初犯者であり、大麻が若年層に急激に広がっていること
が挙げられます。
近年の大麻事犯の急増を受けて、薬物に関する法律が改正され、今年中にはこれまでは規制されていなかった大麻の使用罪が規制されることになりました。
大麻等の違法薬物と暴力団との繋がりは依然として根強く、その密売が、暴力団の大きな資金源となっていることは言うまでもありません。
薬物に手を出した時のきっかけの多くが友人らに誘われてというものです。
そして、薬物乱用者の多くは、ほんの少しの好奇心から安易に使い始め、薬物が持つ強い依存性によって、自分の意思ではやめられなくなっています。
その末には、薬物に魂を奪い取られて自分を見失い、事故や他の犯罪に手を染め、自分や家族、友人や第三者を傷付けることになります。 このようなことにならないよう、薬物には絶対に手を出さないようにしましょう。
■薬物に関する情報・相談等の連絡先
○最寄りの警察署もしくは滋賀県警察本部(組織犯罪対策課) 077-522-1231(代)
○相談電話:県民の声110番 077-525-0110