勝部の火祭り
2025年1月11日(土) 勝部神社(守山市)
松明祭とも呼ばれる約800年の伝統をもつこの「火まつり」は、松明を大蛇に見立て、そこに一斉に火を放つことで無病息災を願うお祭りです。また褌姿の若者が乱舞することでも有名です。
近江神宮かるた祭
2025年1月12日(日) 近江神宮(大津市)
小倉百人一首巻頭歌ゆかりの近江神宮で、天智天皇御製
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」
を読師が神前で朗誦し、采女装束を着用した4名の取姫が儀式的にかるたを取り「かるた開きの儀」を行います。
続いて近江勧学館において高松宮記念杯をいただいた競技かるたの全国大会が開催されます。
多賀大社節分祭
2025年2月2日(日) 多賀大社(多賀町)
島根県の因原地方の鬼の舞が奉納されたのち、今年還暦の年男・年女が特設舞台より福豆、福餅がまきます。
田村神社厄除大祭
2025年2月17日(月)〜19日(水) 田村神社(甲賀市)
「田村まつり」として親しまれるこの祭の起源は古く、弘仁3年(812)正月あらゆる農作物が実らず、疫病が流行して世の人々が苦しんでいたので、坂上田村麻呂公の霊験を以て災厄を祓うよう『厄除大祭』斎行のご命令が嵯峨天皇より下されました。そして三日三晩にわたる大祈祷が執り行われ、災い事は見事に治まったと伝えられています。大祭では、厄年の厄除のご祈祷を始め、田村麻呂公のお告げにより、境内を流れる御手洗川に豆を流す事で厄が落ちるとされる 「厄豆落し」などの神事が行われ、多くの参拝者で賑わいます
左義長まつり
2025年3月15日(土)〜16日(日) 日牟禮八幡宮(近江八幡市)
近江八幡左義長祭は毎年3月中旬の2日間に渡り、旧城下町の奉納町によって日牟禮八幡宮に奉納される祭礼行事です。織田信長も好んで町衆と共に踊り出たとされるこの祭りは天下の奇祭とも呼ばれ、国選択無形民俗文化財に指定されております。冬と春がせめぎ合う季節に勇壮華美に繰り広げられる左義長祭りは、湖国滋賀に春を呼ぶ祭りとしても知られています。