2025年の干支である“巳”にまつわる県内のスポットをご紹介します。
日吉大社(大津市)
西本宮の『大きな貴い蛇(己)』を表すともいわれる大己貴神は、「大国主(おおくにぬし)」や「大物主(おおおものぬし)』といった多くの名前を持つ神様として有名で、『蛇』に変身する話が『大神神社』に伝わる。坂本の地では『大己貴神』の名前で祀られ、明治時代までは日吉大社の一番尊い神様として祀られている。
【日吉大社】
滋賀県大津市坂本5-1-1
<アクセス>京阪電車 石山坂本線「坂本比叡山口駅」下車、徒歩約10分
<入苑協賛料>大人500円、中高生300円、小学生以下無料
勝部神社(守山市)
土御門天皇に取り憑いた「大蛇」を退治し病気が治癒した事から始まった「勝部の火まつり」は、大蛇に見立てた松明に一斉に火を放ち、燃え盛る炎の前で無病息災を願って褌姿の若者が乱舞する。
【勝部神社】
滋賀県守山市勝部1丁目8-8
<アクセス>JR琵琶湖線 「守山」 下車 徒歩 約10分
<拝観料>無料
兵主大社(野洲市)
正式には兵主神社。祭神の八千矛之神が白蛇の姿で亀の背に乗り、鹿に守られながら琵琶湖を渡って来たという伝承が残る。
【兵主大社】
滋賀県野洲市五条566
<アクセス>JR野洲駅北口より近江鉄道バス「兵主大社前」下車 徒歩5分
JR野洲駅南口より野洲市コミュニティバスおのりやす「兵主大社前」下車 徒歩5分
<庭園拝観料>200円
大瀧神社(多賀町)
神社に面する犬上川は、約10mもの落差を流れ落ちながら奇岩怪岩の間をうねっていく。社名の「大瀧」は、その激流に由来する。大瀧神社近くに位置する「大蛇ヶ淵」には、かつて悪蛇が住んでおり、これを祖先が苦労の末に退治したという伝説が語り継がれている。蛇は犬上川を象徴し、水を恵む善き神であると同時に、洪水なども引き起こす「荒ぶる悪蛇」という姿を写している。
【大瀧神社】
滋賀県多賀町富之尾1585
<アクセス>JR河瀬駅より近江鉄道・湖国バス甲良線「富之尾」下車 徒歩10分
<拝観料>無料