
世界湖沼の日(8月27日)制定を記念して、琵琶湖博物館で水族企画展示「淡水魚から見る世界の湖沼」を開催します。
世界の主要な湖沼とそれぞれの環境問題について、そこにすむ淡水魚の視点から紹介。世界・日本の湖沼と琵琶湖との共通点や相違点など、湖沼の環境について多くの人に考えてもらうきっかけとなる展示です。ぜひお越しください。

淡⽔⿂から⾒る世界の湖沼
◆開催期間
2025年7⽉19⽇(⼟)〜2025年9⽉28⽇(⽇)
(展⽰個体や館内の状況によって、展⽰を休⽌・⼀部変更する場合があります)
◆開催時間
9:30〜17:00(最終⼊館 16:00)
◆開催場所
琵琶湖博物館 ⽔族企画展⽰室
◆⼊場料
常設展⽰観覧料が必要になります(本企画展⽰に関する追加料⾦はございません)
* その他休館⽇などの情報は、当館ホームページでご確認ください。
☆ ビワマス新種記載記念展⽰を同時開催します。
分類学的に⾮常に重要なタイプ標本(新種記載に⽤いられた標本)を特別公開します。
詳しくは、2025年6⽉27⽇公開の資料提供をご覧ください

概要
○⽔族企画展⽰室にて、世界の湖沼(北⽶・五⼤湖、南⽶・ティティカカ湖、中国・太湖、東南アジア・スラウェシ島の古代湖とミャンマーのインレー湖、中央アジア・アラル海、⽇本・⽥沢湖と⼋郎潟)にすむ淡⽔⿂の⽣体や標本の展⽰を⾏います。
○⽣体では、タラの仲間としては珍しい淡⽔にすむカワメンタイ(五⼤湖)、⽇本には⽣息しない⼤陸性のコイ科⿂類・カワアカメとガンユイ(太湖)、2023 年に新種記載されたトウティメダカ(スラウェシ島トウティ湖)、アラル海の縮⼩などの影響で激減したアラルトミヨ(アラル湖)など、普段は⾒ることができない世界の淡⽔⿂約20種を展⽰します。
○標本では、ティティカカ湖固有の⼤型のカダヤシ類(当館所蔵)、琵琶湖とも縁の深いアナンデール博⼠が約100年前にミャンマーのインレー湖で収集した⿂類(京都⼤学総合博物館所蔵)、⽥沢湖で絶滅したクニマス(当館所蔵・複製)などの貴重な資料を展⽰します。
○ビワマスの新種記載記念展⽰を同時開催します。

◾️問い合わせ先
滋賀県立琵琶湖博物館 川瀬、田畑、上坂
電話:077-568-4811
Email:de52pr@pref.shiga.lg.jp
◾️MAP