ともにいきる みんなでつくる「健康しが2.0」
災いにまけず、ともにいきる!
ゆく春を近江のひとと惜しみける
これは松尾芭蕉の句です。
薫風も爽やか。サクラから新緑へ。湖国・滋賀県も伸びて満ちていく季節になりました。みなさま、お元気ですか?
カタチも、装いも新たに、広報誌「滋賀プラスワン」を発行することになりました。
さて、元日に発生した石川県能登半島地震から約4カ月が経ちます。被災された皆さんに心を寄せ、その復旧・復興への支援を続けていきたいと思います。
同時に、被災地の支援を通じて、滋賀県の防災力を高める取組を行っています。
近く必ず発生するといわれる「南海トラフ巨大地震」や「琵琶湖西岸断層地震」。その備えはできていますか? 一人ひとり、みんなで確認しましょう!
まず、大切なことは自助(自分で生きのびること)です。
地震が起こった時に持ち出す備蓄品や非常食などは身の回りに用意してありますか? 能登半島地震では、水の確保とトイレ問題がありました。今一度、地震が起きた時の行動や避難生活などに思いを馳せて、準備をしていきましょう!
もちろん、みんなで助け合う「共助」、国や自治体が救助する「公助」も重要です。滋賀県も、市や町と協力しながら、防災対策を進めています。お年寄りや障害のある方への配慮や支援も大切ですし、家族のペットたちとの避難生活をどのように行うのか?準備が必要です。いざ、という時のために、一人ひとりが考え、みんなで備え、地震災害にまけない滋賀県をつくっていきましょう!
県広報誌「滋賀プラスワン」は、点字版・音声版でも配布しています。音声版の「みんなでプラスワン!」のコーナーは三日月知事の朗読によりお聞きいただけます。