苦節19年、有名タレントのものまねでブレイクしたJPさん。東近江市で生まれ育ったシャイな少年がお笑い芸人を目指したきっかけ、こよなく愛する滋賀の郷土食やお気に入りの場所について熱く語っていただきました。
ものまねハンサムコメディアン
JP さん
1983年生まれ、滋賀県東近江市出身のものまねタレント。ものまねのレパートリーは幅広く、動物の鳴き声や花火の音、映画の効果音などの人間以外の声帯模写なども得意である。
第一線で活躍する滋賀出身者に続いて化学反応を起こしたい!
シャイだから、ものまね
僕の実家のまわりにあるのは牛舎、鶏舎、豚舎、でっかい雪野山古墳くらい。動植物に囲まれた、いい意味での田舎でした。人間の言葉が通じない牛に「モーッ」とまねすると、反応してくれた。それが僕のものまねの原点なんです。
僕にとってものまねはコミュニケーションツールであり、友だちをつくるきっかけでした。かっこよさや足の速さで目立てない「おとなしい少年」だったから、美術の先生とか動物とか、誰もやらないようなものまねをした。それがそのまま仕事になったんですよ。
皆さんもやりたいことに向かって、とりあえず一歩踏み出してみてください。
愛してやまない郷土食
最後の晩餐は鮒ずしのお茶漬けに決めているくらい、鮒ずしが好き。熱々のご飯に、僕が特に好きな鮒ずしの尻尾をのっけて、かつお節をパラパラ、醤油をチョンチョン、お湯をかける。この食べ方が大好き! 東京にいるときも「ここ滋賀」で鮒ずしを買っています。
ぜいたく煮※ も大好き! 滋賀の名産品をどこかお土産として作ってくれたらいいのになと思っています。
滋賀の推しスポットは、子どもの頃に家族でよく行った妹背の里と希望が丘文化公園。八幡堀近くの近江八幡市立歴史民族資料館もいいですよ。僕の父親が働いています(笑)。
滋賀発のムーブメント
今、滋賀の時代が来てますよね! 西川貴教さんをはじめ、漫画家の森田まさのりさん、数多くのお笑い芸人… 滋賀出身者が第一線でババーンとムーブメントになっています。僕ももっと有名になって滋賀に恩返しがしたい。
滋賀の力になりたいです!
※ぜいたく煮…漬物の「たくあん」を水に漬け塩を抜き、それを煮物にした郷土料理のこと。