琵琶湖は世界有数の古代湖であり、日本最大の淡水湖として、60種を超える固有種をはじめとする多くの生き物でにぎわう豊かな湖であるとともに、近畿圏の人々の暮らしを支える貴重な水資源です。
琵琶湖の豊かな恵みを享受しつつ自然と共生し、独自の生活様式や文化、景観をつくりあげてきました。この多様な価値を未来に受け継いでいきましょう。
「世界湖沼の日」

琵琶湖と環境の歴史
湖などの栄養塩類(窒素やりん)が多くなる現象を富栄養化といいます。琵琶湖では1977年に淡水赤潮が発生し、水道水の異臭や魚の大量死が起きました。原因の一つが合成洗剤に含まれるりんと判明し、県民の間で粉石けんを使う「石けん運動」が広がりました。この動きを受け、滋賀県は1980年7月1日、全国初の富栄養化防止条例「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」を施行しました。

「世界湖沼の日」制定
滋賀県大津市で開催された第1回世界湖沼会議の開会日にちなみ、8月27日が第79回国連総会において「世界湖沼の日」として制定されました。これは湖沼の重要性を広く認識してもらうための国際デーであり、滋賀県が長年呼びかけてきた成果です。今後も「世界湖沼の日」を通じて、琵琶湖をはじめとする湖沼の保全に取り組んでいきます。

採択を受けてくす玉を割る三日月知事


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スペシャルアドバイザー
中村 正久
ILECは、世界湖沼会議を通じて専門家、地域社会、政策決定者を結びつけ、「世界湖沼の日」の実現に向けて尽力してきました。この日は、国内外の行政や研究者、住民、若い世代などがかかわり合い、湖と私たちの暮らしを見つめ直す機会です。貴重な水資源である湖を守るための国際的な行動を促す役割が期待されています。
びわ湖の日

7月1日は、「びわ湖の日」。滋賀で暮らす人々の「琵琶湖を守りたい」という思いから生まれた大切な日です。現在も、7月1日前後には県内全域で湖岸や河川、道路などの清掃活動が行われるなど、琵琶湖への思いをみんなで共有し、環境を守る取組を行う象徴的な日となっています。琵琶湖には、様々な関わり方があります。「びわ湖の日」をきっかけにして、出来ることがあるかもしれません。あなたは、琵琶湖で何をしたいですか?
What’s 「びわ活」??
「びわ湖の日」(7月1日)から「世界湖沼の日」(8月27日)までが「びわ活」重点期間です。
琵琶湖と触れ合う様々な企画やイベントをご紹介しています。
琵琶湖ハンドブックが新しくなりました!
「琵琶湖の小辞典」、琵琶湖ハンドブックを7年ぶりに改訂しました。



大阪・関西万博で世界に発信!

滋賀県デイ~びわ湖サマークルーズ~
開催日:7/24(木)
場所:EXPOホール(シャインハット)
琵琶湖の学習船「うみのこ」に乗船して滋賀県内を巡っていただく設定のステージイベント。びわ湖ホール声楽アンサンブルの方々によるパフォーマンスや、県ゆかりの著名人のトークなどで滋賀県の魅力をお届けします。

滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Lake Biwa~
開催期間:8/27(水)~9/1(月)
場所:関西パビリオン(多目的エリア)
テーマ:MLGs
琵琶湖を中心に広がる滋賀の自然、文化、歴史、産業の魅力を展示やワークショップを通じて発信します。

■問い合わせ:琵琶湖保全再生課
■TEL:077-528-3466
■FAX:077-528-4847
■Email:dk00@pref.shiga.lg.jp
■問い合わせ:環境政策課
■TEL:077-528-3453
■FAX:077-528-4844
■Email:biwako-es@pref.shiga.lg.jp