
2025年10月13日、大阪・関西万博がついに閉幕しました。
開幕から半年間。会場には連日多くの来場者が訪れ、さまざまな出会いと体験が生まれました。
最終日には、空高く舞う全世界167の国と地域の旗が会場を彩り、その光景に、多くの人がカメラを向ける姿が見られました。
まさに、熱気と感動に包まれたフィナーレとなりました。
関西パビリオン、148万人の来場
万博における関西広域連合の取り組みの中心でもあった「関西パビリオン」。
この日、来場者数が累計148万人に到達したことが発表され、記念のセレモニーが行われました。
滋賀県・三日月大造知事も会場に駆けつけ、「準備段階では100万人が目標でしたが、1.5倍を超える方々に来ていただきました」と感謝を述べました。


ありがとうと旅立ちの祭典
最終日、EXPOアリーナ「Matsuri」では、JR西日本グループ presents「ありがとうと旅立ちの祭典」が開催。
日本各地や世界の“まつり”が再演される第1部、アーティストによるライブが彩った第2部、そして「旅立ち」をテーマに映像や音楽で振り返る第3部。
中でも圧巻だったのは、全世界167の旗が登場したフラッグセレモニー。ミャクミャクを先頭に行われたパレードは、まさに世界がひとつになった象徴的な瞬間となりました。


滋賀から世界へ、そしてこれから
万博期間中、滋賀県では「滋賀県ブース」や「滋賀県デイ」、「滋賀魅力体験ウィーク」などを通して、多くの県民・来場者と交流を深めました。
三日月知事は、閉幕にあたりこう振り返ります。
「滋賀の魅力を伝えるだけでなく、私たち自身も全国や世界のことを知る機会になりました。分断や対立ではなく、連帯や協調の大切さを感じる、そんな交流の場でした。」
半年間の出会いは、滋賀県にとっても大きな学びと発見の連続でした。
万博で広がった多様性や希望を未来につないでいきたいですね。




西川貴教さんが大阪・関西万博をレポート!
滋賀県ブースメインショー全編公開中
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万博に行けなかった方も、ぜひ、ご覧ください!
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