
2025年7月24日、大阪・関西万博の会場内にあるEXPOホールで、滋賀県の特別イベント「滋賀県デイ~びわ湖サマークルーズ~」が開催されました。
琵琶湖に浮かぶ学習船「うみのこ」を疑似体験しながら、ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスを通じて、滋賀の魅力が発信されました。
豪華ゲストとともに盛り上がった「滋賀県デイ」
イベントには、滋賀県出身のタレント・宮川大輔さん、女優・髙橋ひかるさん、アーティスト・西川貴教さんらが登場。
秋に滋賀で開催される「国スポ・障スポ」から、琵琶湖の魅力やふるさとへの想いをたっぷり語り尽くしました。
伝統文化と“未来”が交差したステージ
ステージでは、びわ湖ホール声楽アンサンブルが、滋賀県の夏祭りには欠かせない「江州音頭」をアレンジして披露。
さらに、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている草津市下笠町の「サンヤレ踊り」も登場し、国内外の観客を魅了しました。
また、世界遺産・比叡山延暦寺の根本中堂で、1200年以上灯し続けられてきた「不滅の法灯」が会場に運び込まれ、天台声明が披露されました。
「不滅の法灯」は、伝教大師最澄が灯したとされ、現在まで受け継がれていることから、平和と安寧を願うシンボルとして大切にされています。
県民の心に根づく精神文化が、静かに、そして力強く来場者へ届けられました。
万博は世界と滋賀の出会いだ
滋賀の魅力を、世界にも届ける一歩となった「滋賀県デイ」。
8月27日(水)~9月1日(月)は、関西パビリオンの多目的エリアで「滋賀魅力体験ウィーク」も開催されます。
後半戦を迎え、さらに盛り上がりをみせる万博で滋賀がどう注目されるのか?
これからの滋賀が、ますます楽しみになりますね!
滋賀魅力体験ウィーク
2025年8月27日(水)~9月1日(月)
(文・山田明日香/撮影・林正隆/動画編集・大塚慎也)





