5月30日は、ごみゼロ(530)の日。
滋賀県の三日月知事が、大阪府の吉村知事や、総合地球環境学研究所の方々とともに、淀川河川敷の清掃活動に参加しました。
琵琶湖でなくて、なぜ、淀川河川敷で?
じつは、これは大阪・関西万博の300日前を記念した清掃活動「530大作戦」の一環で、三日月知事は、関西広域連合の広域連合長として参加しました。
この日は一般の方を含め、約200人が清掃活動に参加。
ここから1週間かけて、5300人による清掃活動が実施されます。
河川敷の石の間に詰まった細かなごみも見逃さないよう、丁寧にごみを拾う三日月知事。
集まったごみの中には、なんと自転車まで!
ペットボトルやレジ袋、農業用ビニールなど、プラスチックごみも多くみられました。
活動後のインタビューで三日月知事は、
「琵琶湖と瀬田川、宇治川、淀川、大阪湾と海まで繋がっています。上流下流連携して、水をきれいにして、海洋プラスチックごみを減らしていく取組を、広げていきたいと思っています」
と話していました。
母なる湖「琵琶湖」を預かる、滋賀県の責任も重大です。
この日の活動はほんの小さな一歩かもしれませんが、ひとりひとりの心がけが、ごみゼロの未来へと繋がります。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
三日月知事が広域連合長を務める関西広域連合でも、万博を機に、全ての生命の源である水がもたらす恩恵を将来にわたり享受できるよう、健全な状態で次世代に引き継ぐことを目指す「いのち育む”水”のつながりプロジェクト」が進められています。
▶いのち育む”水”のつながりプロジェクトとは
(撮影・山中隆史/文・しがトコ編集部/動画編集・大塚慎也)