滋賀と地球の未来への一歩みんなで楽しくカラダを動かして健康で笑顔に!
MLGs広報大使に就任した伊藤みきさんは、日野町出身の元モーグル選手。競技を通し環境に関心をもった伊藤さんが、「MLGs体操」を通して伝えたいこと、滋賀への想いをうかがいました。
マザーレイクゴールズ(MLGs)広報大使
伊藤みき さん
滋賀県日野町出身。元フリースタイルスキー・モーグル日本代表で、トリノオリンピック(2006年)、バンクーバーオリンピック(2010年)、ソチオリンピック(2014年)と3大会連続で代表に選出され、長年女子モーグル界を牽引。2022年よりMLGs広報大使に就任。
自然の中での競技ゆえに
自然の雪の上で競技を行うモーグルは、地球環境に大きく影響されるスポーツです。選手時代には雪不足で大会が中止になったり、海外遠征でスイスの氷河が年々小さくなっていくのを目の当たりにしました。その頃からゴミの削減やマイボトルの持参などは意識していて、引退後は環境に関わる活動がしたいと考えていました。そんなとき、偶然、滋賀の「MLGs」のことを知り、「ぜひやりたい!」と希望してMLGs広報大使に就任しました。
環境問題は地球全体の問題ですが、まずはできることから、できる場所から、ということで「シンク・グローバリー、アクト・ローカリー」で、取り組んでいきたいです。
みんなでMLGs体操!
地球を元気にする第一歩は、私たち自身が健康になること。春からワークショップを開催し、SNSに寄せられた約130のポーズを組み合わせて「MLGs体操」が完成しました! みんなで楽しく体操をしながら、最低限の空調で過ごせる身体をつくっていきましょう。
また、環境に配慮した米作りと滋賀のお米のおいしさを伝えたくて、地元の日野町で「わたむきの里福祉会」の皆さんと一緒に田植えに参加しました。草刈りや収穫も行う予定です。
懐かしい大切な風景
幼少期から変わらない日野町の古い家並み、勝利祈願した太郎坊宮、帰省のたびにお参りする綿向神社、八幡山山頂からの風景、そして人の優しさ…。故郷を離れて気づいた、滋賀の好きなところがたくさんあります。
自分のできることを一つひとつして、選手時代に応援してくださった滋賀の皆さんに恩返ししていきたいと思っています。