Profile 伊藤みきさん
滋賀県日野町出身。元フリースタイルスキー・モーグル日本代表。3大会連続で五輪に出場し、女子モーグル界を長年リード。三姉妹でモーグル界を盛り上げた次女としても知られる。小学校での出張教室などを通じ、スポーツをきっかけに環境問題を学ぶ活動にも取り組む。2021年から、しがスポーツ大使、MLGs広報大使を務める。
いよいよ9月28日は、国スポ・障スポの開会式。
大会直前で盛り上がる彦根の街をレポートします!
紹介するのは、しがスポーツ大使で、MLGs広報大使でもある伊藤みきさん。


滋賀県日野町出身で、女子モーグル競技で冬季オリンピックへの出場も果たした伊藤さんですが、じつは、中学時代は陸上部だったそう。
お父さんが彦根東高校の先生だったこともあり、若い頃から彦根の街には何度も来たことがあるそうです。
そんな伊藤さんと一緒に、彦根の街を巡ります!
彦根城のすぐそば、新たな競技場「平和堂HATOスタジアム」
伊藤さんと一緒に、まずやってきたのは、 彦根城のすぐそばに2023年に誕生した新競技場「平和堂HATOスタジアム」です。


小学生の頃からモーグル競技を始めた伊藤さんですが、中学時代は陸上部でも活躍。オリンピックの舞台に立つ前に、じつは滋賀の競技場で走った経験もあったそう。
新しく生まれ変わった新競技場を前に「ここで新たな歴史が刻まれ、国スポの聖地になるんですね!」とワクワクが抑えきれない様子です。
国スポ・障スポのクイズに挑戦!
ここで、国スポ・障スポにまつわるクイズを伊藤さんに出題!
ぜひ、みなさんも考えてみてください。
Q1:滋賀県で国体/国スポが開催されるのは何年ぶりでしょう?


この問題に「これは簡単!」と、自信満々の伊藤さん。
なんと、伊藤さんのお父さんとお母さんは滋賀で開催された国体で出会い結婚されたそうで、伊藤さんはびわ湖国体がなければ生まれてなかったんだとか。
ということで正解は「B 44年ぶり」です。
もともと「国民体育大会」(通称「国体」)として47都道府県がもちまわりで開催してきたスポーツ大会で、2024年から「国民スポーツ大会」(通称「国スポ」)へと名称が変更されました。
続いて、第二問。
Q2:昨年のSAGA2024国スポで、滋賀県選手団の総合成績は何位だったでしょう?


国スポの見どころのひとつは「都道府県対抗」。
各競技の順位を点数化して総合順位が決まります。
ここ数年は、圧倒的な競技人口を誇る東京都が優勝を独占し、開催県が地元パワーで2位になる、というのが常連パターンなんだとか。
国スポの厳しさもよく知ってる伊藤さんの予想は「B 17位」。
さて、正解は・・・
「C 8位」です!
この結果に、伊藤さんも驚きが隠せません。
2023年の鹿児島大会が17位、2024年の佐賀大会が8位と、順調にステップアップしている滋賀県勢。
もちろん今年の目標は総合優勝です!
大会期間中は国スポ公式サイトで総合順位が毎日更新されます。また、試合の様子はライブ配信もされるので、滋賀の順位をチェックしながら、みんなで応援しましょう!
最後に第三問。
Q3:今大会で滋賀県ならではの取組はなんでしょう?


正解は・・・
「全部!」。
大会で渡されるメダルは、学生服のボタンなどをリサイクルした金属でできています。
また大会スタッフの帽子には、琵琶湖のヨシの繊維を織り込んだ生地を使用。
マイボトル持参が推奨されていて、各会場にウォーターサーバーが設置されています。


選手時代に海外を転戦する中で“雪の減少”を肌で感じ、その危機感から環境問題に興味を持った伊藤さんは、引退後、滋賀県版SDGs「MLGs(マザーレイクゴールズ)広報大使」として活動されています。
国スポ・障スポ前にも、県内の小学校をまわり、プラゴミ削減の啓発やスポーツ体験の授業を行ったそう。
会場に設置されるゴミ箱には、地元小学生たちが作ったポスターが貼られるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
HATOスタジアムの臨場感を体験!選手が近い!
この日、平和堂HATOスタジアムでは、高校生の大会が開催中。
せっかくなので伊藤さんと一緒にレースの行方を見守ります。


スタジアムのメインスタンドはフィールドとの距離も近く、臨場感たっぷり!
「高校生の子たちにとって、このスタジアムが自分たちの青春や基準になる。ここから世界に羽ばたいていく思うと、滋賀県のスポーツの象徴になる場所ですね」と伊藤さんも興奮気味に話していました。
次に向かったのは、お隣、米原にある「東レ・カーボンマジック」
HATOスタジアムで興奮を味わったあと、ちょっと寄り道。
向かった先は、滋賀県米原市にある「東レ・カーボンマジック」です。


ここは、航空機や月面探索機など、カーボンの技術を使って開発する最先端企業。 この会社で作られてるレーシングカーが、 国スポ開会式当日、会場で展示されるんだとか。
地元、滋賀県の様々な魅力に触れられるのも、国スポ障スポの魅力ですね。
各会場に、湖国のグルメやさまざまな体験コーナーがある「おもてなSHIGAエリア」も設置されるのでチェックしてみてください!
伊藤みきさんと彦根まちあるき。最新スポットも紹介!
ここからは、伊藤みきさんと一緒に彦根の街をご紹介。


まず向かった先は、四番町スクエア。大正ロマンを感じる、雰囲気ある街並みが続きます。
「井伊の赤備え」甲冑の展示や、そして、大人気「ひこにゃん」を存分に楽しめる「ひこやんショップ」「ひこにゃんミュジアム」などがあります。
大会観戦後に、ちょっと立ち寄るには良いですね!
四番町スクエアの目の前には、今年9月にオープンした新スポット「THE BANK HATAGO」も。ここは、もともと銀行だった建物をリノベーションした複合型施設。カフェやレストランのほか、宿泊施設も併設されています。
「THE BANK HATAGO」では、滋賀県産のクラフトビールも提供。夜11時まで営業されてるので、観戦後にちょっと一杯、なんて楽しみ方もできますよ。


続いては、やっぱり彦根城に訪問。 ここでは、人力車に乗ってお堀沿いを散策しました。
案内してくれた車夫の山口世子(ときこ)さんは、じつは大会での優勝経験もある元ボディービルダー。彦根の街や、彦根城についてのトークに花が咲きます。


最後はお城に登って彦根の街を一望します。 天守の近くにある着見台は、国スポのメインスタジアム、平和堂HATOスタジアムや琵琶湖も眺めることができる絶景スポット。琵琶湖の風も感じられて、すばらしいロケーションですよ。
新しい景色や新しい世界を見に足を伸ばして
今回の彦根の旅、伊藤さんいかがでしたか?


「彦根城からの眺めは、スタジアムも琵琶湖も見えて最高ですね!あと、スタジアムの美しさだけでなく、それを支える滋賀県の技術力の高さも見せてもらいました。スポーツ選手もそうですけど、新しい景色を見るために一生懸命努力してるというところがあると思うので、応援にくる人もスポーツ選手を通じて、新しい世界や新しい景色を見に来てほしいです」。
わたSHIGA輝く国スポ・障スポは、9月28日に総合開会式が開催。県内19市町の会場で熱い戦いが繰り広げられます。10月25日から開幕する障スポ大会も、ぜひご注目ください。
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