仕事・観光

湖西線の新しい楽しみ方を巡る旅/鉄道大好きタレント斉藤雪乃さん

2024年07月18日

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Profile 斉藤雪乃さん
大阪府出身。鉄道大好きタレント。中でもJR湖西線が大好きで、プライベートでも毎年のように滋賀に遊びに来ている。情報・バラエティ番組を中心に多方面で活躍。読売テレビ「す・またん!ZIP!」、NHK大阪「ウイークエンド関西」「ぐるっと関西おひるまえ」、テレビ大阪「おとな旅あるき旅」、MBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」などに出演中。

JR山科駅からスタートし、琵琶湖の西側を走り抜ける「湖西線」。
車窓から琵琶湖をずっと眺め続けられる、滋賀ならではの鉄道です。その沿線沿いには、魅力的なスポットも続々誕生しています。湖西線をきっかけに鉄道好きになったというタレントの斉藤雪乃さんと一緒に、「湖西線の新しい楽しみ方」をテーマに湖西線エリアを旅してきました。

旅の始まりは山科駅から

湖西線が大好きだという斉藤雪乃さんとの旅は、山科駅から始まります。琵琶湖のカタチをしたイヤリングを身に着けるなど、気合十分の雪乃さん。まずは山科駅から湖西線に乗っていきます。

と、その前に「湖西線の0kmポスト」を見に行きます。湖西線は山科駅から始まっている証拠が、こんなところにあるんですね。

湖西線の魅力は、車窓から眺める琵琶湖の景色

今回の旅のルートは、山科駅から乗車し、志賀駅、新旭駅、マキノ駅で、それぞれ駅周辺のおすすめスポットを巡ります。

道中の車内では車窓を眺めながら鉄道トーク。鉄道ファンならではの視点も織り交ぜながら、湖西線の魅力を存分に紹介。なかでも最大の魅力は、なんといってもその眺め。東側の琵琶湖の湖畔と西側の比良山系の山並みの景色両方を満喫しながら、まずひとつ目の目的地・志賀駅へと向かいます。

琵琶湖にもっとも近い志賀駅で、鉄道クイズ第1問!

志賀駅は琵琶湖にもっとも近い駅。
ここで、雪乃さんを待っていたのは、滋賀県イメージキャラクター、水の妖精「うぉーたん」と、滋賀県広報課の安藤さん。2人から、鉄道クイズの出題です。

第1問、湖西線にないものは?
A トンネル
B 踏切
C 無人駅

正解は「B 踏切」!

これは、湖西線に乗ったらわかる問題ですね。湖西線はほとんどが高架になっているため、踏切がありません。高架のため、とても眺めが良い路線です。また、沿線にはマキノのメタセコイア並木やおごと温泉など、いろいろな観光スポットがたくさんあるおすすめの路線なんです。

志賀駅を出たあとは、歩いて向かった先は、国道161号線沿いにある「cafe koan」。ここは湖西線を見下ろすことができる展望カフェです。コンテナを利用した店内では、「飲むかすてらシェイク」や「フレンチトースト」を味わうことができます。目の前を通る特急サンダーバードを見ながらの食事は、まさに贅沢そのもの。ゆっくり過ごしたあと、次なる目的地に向かいました。

cafe koan詳細情報
住所:滋賀県大津市木戸1224-2
営業時間:9:00~17:00
定休日:火・金曜日(変動あり)
電話番号:070-8471-5644
Instagram:https://www.instagram.com/shiga_koan/

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Cafe Koan お食事券1000円分をプレゼントします(応募締切2024/8/18) →詳しくはこちら

駅前に物産直売所がある新旭駅で、鉄道クイズ第2問!

続いて向かった先は、高島市にある新旭駅。ここは駅の前に「たかしま・まるごと百貨店」という観光物産展示直売所があります。この新旭駅前でも、うぉーたんと一緒に、鉄道クイズ第2問にチャレンジです。2問目は、県内を走る別の鉄道「近江鉄道」にまつわるクイズです。

第2問 近江鉄道で、今年2024年から始まった取組は何?

A サイクルトレイン
B 近江の地酒電車
C 上下分離方式

じつは、この三択の回答すべて実際に近江鉄道で行われているものですが、今年、2024年から始まった取組というのが「C 上下分離方式」です。

厳しい経営が続く近江鉄道の存続をかけて、2024年4月1日から「公有民営方式による上下分離」と呼ばれる新たな経営体制に移行しました。これは、電車の運行はそのまま近江鉄道が行う一方、線路や駅舎などのインフラは沿線の自治体などが管理するというもの。 管理費用は県と沿線自治体で半分ずつ負担しています。

自治体がインフラを維持して、運営会社がサービス向上に務めるという、全国的にも珍しい取り組み。新しい鉄道のあり方として、滋賀県の取組に注目が集まります。一人でも多くの方が近江鉄道を乗りに来て、地域の魅力に出会う人が増えてほしいですね。

クイズに正解した雪乃さんには、「たかしま・まるごと百貨店」のお買い物券をプレゼント。

ここは、古くからものづくりが盛んな地域・高島の様々な物産があつまるお店。「高島ちぢみ」や「高島扇骨」など、業界で全国的に高いシェアを占める製品のほか、鮒ずしなどの発酵食品、260年以上続く老舗酒蔵の地酒など、高島を代表する特産品に触れることができます。

数ある商品の中から、雪乃さんは「高島ちぢみ」のワンピースをセレクト。大満足の様子で、最後の目的地、マキノ駅を目指します。

たかしま・まるごと百貨店 詳細情報
住所:滋賀県高島市新旭町旭1丁目10-1
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日・年末年始
電話番号:0740-33-7103
公式サイト:http://takashima-marugoto.jp/

読者プレゼントキャンペーン実施中!
たかしま・まるごと百貨店 特別商品券3000円分をプレゼントします(応募締切2024/8/18) →詳しくはこちら

人気観光スポットの玄関口・マキノ駅で鉄道クイズ第3問!

2度あることは3度ある。ということで、最後の目的地・マキノ駅でも、うぉーたんと一緒に、鉄道クイズにチャレンジです。

第3問 湖西線は2024年で何周年でしょう?

A 20周年
B 50周年
C 100周年

正解は「B 50周年」。

湖西線は、琵琶湖西岸の旧江若鉄道に代わる基幹路線として昭和 49 年に整備され、2024年7月20日で開通 50 周年を迎えます。記念日となる7月20日には、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが近江今津駅一日駅長を務めるなど、50周年をお祝いする様々なイベントが開催されます。

▼湖西線開通50周年記念事業
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kendoseibi/koutsu/337420.html
※記事の最後にも記念事業をまとめています

マキノ駅からは、レンタサイクルに乗って人気観光スポット・メタセコイア並木を目指します。メタセコイア並木には、2024年4月に「TCCメタセコイアと馬の森」がオープン。ここは、引退競走馬のセカンドキャリアの場にもなっている施設。馬と触れ合うだけでなく、馬に乗って並木道を散歩することもできます。白馬と並木の組み合わせは、まるでメルヘンの世界にいった気分!

TCCメタセコイアと馬の森 詳細情報
住所:滋賀県高島市マキノ町寺久保833-1
営業時間:10:00~11:30、13:00~17:00
※その日の状況によって変動する可能性あり
定休日:火・水曜日
Instagram:https://www.instagram.com/tcc_metasequoia_horse_forest/

読者プレゼントキャンペーン実施中!
TCC メタセコイアと馬の森 乗馬体験無料チケットをプレゼントします(応募締切2024/8/18) →詳しくはこちら

最後はゆっくり時間の流れる琵琶湖のビーチスポットへ

やってきたのは、マキノ駅から徒歩5分のところにあるマキノサニービーチ・湖のテラス。大きなゲートの先に広がるのは、広大な琵琶湖。ゲートをくぐると、静かなビーチが広がります。

波の音と鳥のさえずり。大きく深呼吸したくなる気持ちよさ。琵琶湖の西側74.1kmを走る湖西線は、様々な琵琶湖の景色を見ることができる路線でもありました。乗ってみないと分からない、そして、降りることでもっと楽しめる魅力がたくさんある湖西線。たくさん乗って、その魅力に触れてみませんか?

(企画:林正隆/動画撮影・編集:瀧圭介・大塚慎也・山中隆史/編集:しがトコ編集部)

読者プレゼントキャンペーン実施中!
斉藤雪乃さん サイン本をプレゼントします(応募締切2024/8/18) →詳しくはこちら

湖西線開通50周年記念事業まとめ

滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さん「一日駅長」に就任
開通50周年となる7月20日には、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが近江今津駅の一日駅長」就任!記念列車のお出迎えや車内放送等で50周年を盛り上げてくれます。
■日時:2024年7月20日 9:30頃~12:00頃
■場所:近江今津駅構内
詳細はこちら


今津てつどうマルシェ
近江今津駅前の名小路(なこじ)商店街で「今津てつどうマルシェ」が開催されます。キッチンカーの出店や鉄道事業者のブース出展など、子どもから大人まで楽しめること間違いなし!
■日時:2024年7月20日 10:00~16:00
■場所:名小路商店街(近江今津駅西口すぐ)

詳細はこちら


大津市歴史博物館企画展「わたしの湖西線」
大津市にある「大津市歴史博物館」では、湖西線の歴史や特徴を紹介する企画展「わたしの湖西線」が開催されます。江若鉄道から湖西線へのバトンタッチや湖西線開通当時の様子など、沿線の人々や鉄道ファンが記録・保存した品々や思い出から、湖西線50年のあゆみや周辺の移り変わりを振り返ります。
■会期:2024年7月20日~9月1日
■場所:大津市歴史博物館 2階企画展示室B

詳細はこちら


清水 薫 鉄道写真展「湖西線の四季」
滋賀県出身の鉄道写真家、故 清水 薫氏が湖国を中心に撮り続けて来た作品の中から、湖西線の風景を四季に分けて展示。湖西線を走り抜ける列車と美しい風景とを織り成す、清水薫ワールドをお楽しみください。
■会期:2024年7月18日(木)~21日(日) 10:00~17:00(最終日は15:00まで)
■場所:高島市民会館2階(高島市今津町中沼1-3-1)※近江今津駅より徒歩3分
詳細はこちら


京都鉄道博物館収蔵写真展「湖西線」
「京都鉄道博物館」でも「湖西線」をテーマにした収蔵写真展が開催されます。湖西線開業記念式典をはじめ、湖西線内を走行する列車の写真などが展示されます。
■会期:2024年7月21日(日)まで
■場所:京都鉄道博物館本館3階ギャラリー(京都市下京区観喜寺町)※梅小路京都西駅より徒歩2分

詳細はこちら


公式Instagram「湖西線ファン」でも情報発信中!
https://www.instagram.com/koseisen_fan

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