冬の風物詩「氷魚(ひうお)漁」を体験リポート
1月初旬、琵琶湖では冬の風物詩である「氷魚漁」が行われています。氷魚は鮎の稚魚で、体が透き通っていることからその名が付けられました。別名「琵琶湖のダイヤ」とも呼ばれています。
訪れた高島市安曇川町の三和漁港では、早朝から漁の準備が進められています。美しい冬晴れの朝日のもと風が強く波立つ中、漁の船が出港しました。沖合に約10分のエリで漁が始まり、網を絞りながら魚を中心に集め捕獲します。
一般的に氷魚は塩水で釜揚げされて食べられます。その特長は白く変わった身のしっとりとした食感。しらすに似ていますが、味が濃く香魚とも言われる鮎ならではの香りも楽しめます。知る人ぞ知る琵琶湖の逸品であり、冬の訪れを知らせる象徴的な存在です。
琵琶湖の冬を代表する「氷魚」をぜひご賞味ください。
▶氷魚(鮮魚・釜揚げ等)が買えるお店は下記リンクからご確認ください(※引用元:滋賀県漁業協同組合連合会HP)