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人気インフルエンサーで料理研究家
あみんさん
守山市在住のあみんさんは、3人の育ち盛りのお子さんがいるママであり、料理研究家。美味しくて簡単に作れる節約料理をインスタグラムで配信し、現在はフォロワー数がなんと約57万人にも達しています。
今回は、気軽におせち料理が楽しめると、近年人気が高まっているワンプレートおせちをあみんさんにご提案いただきました。
新鮮な地元食材で
おせちを作ろう!
滋賀のワンプレートおせちを作るため、食材の購入に訪れたのは守山市にある「ファーマーズマーケットおうみんち」。JAレーク滋賀が運営する直売所で、地元の生産者が持ち寄った新鮮な野菜や果物、花などが数多く取り揃えられています。
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おうみんちの店長である伊庭本浩孝さんは、以前からあみんさんのファン。「いつもインスタ拝見しています!」と声を掛けました。
あみんさんがおせち料理にオススメの食材を店長に尋ねると、吉川ごぼう・からすま蓮根・赤こんにゃくをはじめ、昔から正月に食される伝統的な発酵食品の鮒寿司や滋賀羽二重糯、守山市の伝統野菜「守山矢島かぶら」をオススメされました。
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伝統野菜「守山矢島かぶら」は
葉にも栄養がたっぷり
あみんさんは、守山市で守山矢島かぶらを生産している、生産者部会の若手メンバーの川井玲央人さんを訪ねました。
川井さんは「守山矢島かぶらは、守山矢島町の伝統野菜。しかし、近年は、生産者の高齢化が進み、生産量が減少しています。地域の生産者が力を合わせて伝統野菜を守っていく取り組みをしています」と意欲的な様子で語ってくださいました。守山矢島かぶらは日光や冷気に当たった部分が紫色に変わるのが特長です。あみんさんは「色がツートーンで綺麗ですね!」と感嘆の声を上げました。
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守山矢島かぶらの葉には、多くの栄養があり、ビタミンCがレモンの2倍、ポリフェノールも赤ワインの2倍あります。葉にも栄養が豊富であることを知ったあみんさんは、守山矢島かぶらの美味しさが十分伝わるように、葉も茎もすべて使い切れるレシピを考えてくださいました。
また、地勢的、気候的に日本の中央部に位置する滋賀県は様々な「かぶ」が育ち、他にも伝統野菜の日野菜、北之庄菜、赤丸かぶ、万木かぶなど大きさ、色、形さまざまな「かぶ」が収穫されています。
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11種類の食材を使い、
1時間で8品のおかずが簡単に作れます。
自宅に帰ったあみんさんは、滋賀県の特産品を使ったおせちの調理に取り掛かりました。
食材は守山矢島かぶらをはじめ、鮒寿司・白こんにゃく・赤こんにゃく・はんぺん・昆布・近江牛の薄切り肉・近江牛のローストビーフ・ゴリの佃煮・モロコの佃煮(※今回はスゴモロコを使用)・吉川ごぼうです。これらの食材を使い、1時間で8品のおかずを調理します(料理研究家のあみんさんは40分で調理できました!)。
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あみんさん特製おせち&簡単な作り方
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滋賀の特産品で
色鮮やかな、おせちが完成!
正月気分を盛り上げるため、守山市にある守山宿・町家“うの家”の和室をお借りし、おせちは守山矢島かぶら生産者部会の西さんと川井さんに召し上がっていただきました。川井さんは、鮒寿司とクリームチーズの近江牛つつみを食べ「鮒寿司は癖がありそうで食べたことが無かったが、これは想像していたより食べ易い」と思わず笑みがこぼれました。
西さんは守山矢島かぶらの葉を使った、モロコの佃煮の守山矢島かぶら包み・赤こんにゃくの紅白昆布巻き・守山矢島かぶらの葉とモロコの伊達巻きを食べ「守山矢島かぶらの葉をこのように使うことは、考えたことがなかった。シャキシャキして美味しい」と喜びました。
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あみんさんは「これからも滋賀の素晴らしい特産品をたくさんの人に伝えていきたい」と意気込みを語ってくれました。お正月に相応しい滋賀県産食材は今回紹介したもの以外にもたくさんあり、滋賀の食材やレシピ、取り扱うお店等の情報を発信している滋賀の「おいしいコレクション」のホームページから検索することができます。
みなさんも滋賀県産食材のワンプレートおせちで、新年をお祝いする日本の文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。