
10月25日から3日間にわたり開催された「わたSHIGA輝く障スポ」。
今月初旬に行われた「国スポ」に続き、全国から多くの選手が滋賀に集まりました。
選手を支えたのは、滋賀の人たちの温かな“おもてなし”の心。
県内各地の会場で熱戦が繰り広げられ、スタンドではたくさんの拍手と声援が響きました。
虹のかかる空の下、感動のフィナーレ
大会最終日、閉会式が行われる平和堂HATOスタジアムの上空には大きな虹がかかりました。
選手たちを称えるかのように現れた虹。虹がよく見られる滋賀県ならではの“おもてなし”となりました。


閉会式では、3日間の熱戦を終えた選手団を前に、滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが特別ライブを披露。
滋賀県出身の女優・八木莉可子さんも登場し、「ありがとう、またね!」という言葉で選手たちを見送りました。
最後の選手が退場するまで、滋賀県選手団もずっと拍手でお見送り。3日間の競技をやりきった選手たちの笑顔、見送る人々の温かい拍手が、会場全体をやさしく包み込みました。


“ともに輝く”を感じた3日間
大きな大会旗が掲げられた開会式から始まり、車いすバスケットボールや水泳、ボッチャなど、県内各地の会場で熱戦が繰り広げられました。
あいにくの天候となった日もありましたが、会場には関係者や家族だけでなく、地域の人もかけつけ、白熱する試合に観客席から温かい声援が絶えませんでした。
ボランティアとして大会を支えた県民も多く、受付や案内、競技補助など、あらゆる場面で選手をサポート。
「応援すること」「支えること」が、選手の背中を押す大きな力になりました。
そして、全力で挑む選手たちの姿は、応援する側の心にも深く響きました。
スポーツでつながった、笑顔あふれる秋
滋賀県の総合優勝で有終の美を飾った国スポ。
そして笑顔と拍手に包まれた障スポ。
選手も、応援する人も、支える人も──みんなが主役となった、滋賀の秋でした。




