いよいよ夏も本番!滋賀県でレジャーといえば、琵琶湖のまわりを1周する「ビワイチ」や湖畔でのキャンプが人気ですが、この夏は琵琶湖の“上”で遊んでみませんか?
じつは琵琶湖には、気軽にできるウォーターアクティビティが盛りだくさん!初心者向けは?子どもと遊べるのは?琵琶湖ならではの体験ができるのは?気軽に楽しめる定番から体を動かすスポーツ系まで、まとめてご紹介します。
ウォーターアクティビティとは?
海で遊ぶアウトドアスポーツを「マリンスポーツ」といいますが、「ウォーターアクティビティ」は、もっと幅広く、湖や川などすべての水上・水中でできる遊びや体験のこと。
特に琵琶湖は、淡水なので体がベタベタすることがなく、波がおだやかで初心者や子どもも楽しめるとあって、県外から訪れる人も多い人気のスポットです。
琵琶湖でできるウォーターアクティビティには、ヨット、カヌー、ボート、カヤック、SUP(サップ)、ドラゴンボートなどなどたくさんの種類がありますが、今回はその中から、夏休みにピッタリ&初めてでも楽しめるものを厳選してご紹介します!
初心者におすすめ!「SUP」で過ごす湖上のリラックスタイム
サーフボードのような形の大きなボードの上に乗り、パドルをこいで水面を進む「SUP(サップ)」。大きいボードは安定性があり、初心者でもバランスが取りやすく気軽に楽しめるアクティビティです。
日常ではなかなか味わえない、水の上の開放感をゆっくりと体験できるのがSUPのいいところ。ボードの上に寝そべれば、まるで琵琶湖と一体になったような感覚でリラックスできます!
楽しみながら体幹や筋肉を鍛えたい人には「SUPヨガ」もおすすめ。自然の中で気持ち良く体を動かして深い呼吸をする体験は、心と身体のリフレッシュにピッタリです。
「落ちないかな…」と心配になりますが、むしろ水に落ちたり、暑くなってきたら飛び込んだりしながら楽しめるのもSUPの醍醐味です!
ロケーションを楽しみたい人には「カヤック」がおすすめ!
カヤックは足を投げ出して座るタイプの小船で、パドルを使って水上をゆっくり進みながらまわりの景色を楽しめるアクティビティです。波や風の影響を受けやすいカヤックですが、水面がおだやかな琵琶湖なら、初心者でも安心して挑戦できるのが嬉しいところ!
SUPよりも長い距離の移動に向いているので、目的地を決めて琵琶湖の上を散策したり、川に行って自然の景色や水辺で暮らす亀などを観察したり。
初心者でも比較的コントロールしやすいので、子どもと一緒に体験するのもおすすめです。
琵琶湖の上を走り回るアトラクション「ウォーターチューバー」
服を着たままアトラクション感覚で楽しめるのが「ウォーターチューバー」。筒状のビニールの中に入って、琵琶湖の上をころころ転がしながら自由に走り回れる新感覚のアクティビティです。
子どもから大人まで幅広く楽しめるウォーターチューバーは、友達同士やカップル、ファミリーでの体験がおすすめ。水に落ちることはまずないので、泳ぐのが苦手でも思いっきり楽しめます!
夏休みの思い出づくりに!カヌー&ボートの体験教室も開催中
夏休みに親子で思い出づくりがしたい!という方は、体験教室に参加してみるのはいかがでしょう?
5歳~12歳の子どもと体験できる「チャレンジカヌー2024」や、2人から団体まで申し込める「カヌー体験教室」、部活やクラブチーム以外ではなかなか体験できない「ボート体験教室」など、琵琶湖ならではのイベントがたくさん開催されています!
参加した人からは「初めてでも丁寧に教えてもらえた」「子どもと一緒に普段できない体験ができた」といった感想が届き、毎年参加するリピーターも多いのだとか。何回も参加して慣れてきた人には、琵琶湖を横断するコースなどもあり、夏に楽しめる新しい趣味を見つけるのにもよさそうです!
琵琶湖ではじめての国際ヨットレースが開催決定!
琵琶湖では、国内外のトップ選手が参加するスポーツの大会も開催されています。
中でもいま注目したいのが、今年の11月21日から4日間にわたり開催されることが決まったヨットの国際大会。かつてはオリンピック種目でもあった「ドラゴン級」の国際ヨットレースが琵琶湖で開催されるのは初めてだとか!
会場は守山市にあるヤンマーサンセットマリーナ。今後、詳細が発表になるそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
琵琶湖は絶好のアクティビティスポット
私たちの身近にある琵琶湖は、波がおだやかで自然が近く、気軽に遊びに行ける絶好のアクティビティスポットだということがわかりました!
今回ご紹介した施設だけでなく、琵琶湖のまわりには、道具はもちろん、ライフジャッケットなどのレンタルや、参加者の安全管理もしっかりしてくれる施設がたくさんあります。ぜひ、色々探してみてください。
この夏はウォーターアクティビティに挑戦して、琵琶湖を思いっきり楽しみましょう!
(文:林由佳里/編集:しがトコ編集部/取材協力:オーパル)