滋賀プラスワンで伝えきれなかった裏話もお届け!
井伊直政ゆかりの、彦根城や清凉寺を訪れたことが印象に残っています。
Rihito Itagaki
俳優 板垣 李光人 さん
2002年生まれ、大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK)(2015年)、「青天を衝け」(NHK)(2021年)に続き、現在放送中の「どうする家康」(NHK)に井伊直政役で出演中。俳優業のほか、デジタルアート作品をNFTでリリースするなど幅広く活躍している。
このほか主な出演作に
[ テレビ ]
2018年「仮面ライダージオウ」
2021年「ここは今から倫理です。」「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。」「生徒が人生をやり直せる学校」「風の向こうへ駆け抜けろ」「シジュウカラ」
2022年「インビジブル」「silent」
2023年「フェルマーの料理」
[ 映 画 ]
2020年「約束のネバーランド」
2023年「なのに、千輝くんが甘すぎる。」
2024年1月26日公開「君と世界が終わる日にFINAL」などがある
大河ドラマ「どうする家康」(NHK)では、徳川四天王の一人、井伊直政を熱演。井伊直政は、初代彦根藩主であり、滋賀県にゆかりの深い人物です。板垣さんに井伊直政、そして滋賀・彦根への思いをお話いただきました。
撮影開始前に彦根市を訪問
「どうする家康」の撮影開始前に、彦根城と清凉寺を訪れました。現代では、築城された当時の城が残っていないところも多いなか、自分が演じる井伊直政にゆかりのある彦根城を目の前にできたこと(※現在の彦根城を築城・完成させたのは直政の死後、長男直継により築城)は、とても大きなことでした。その重みを感じながら、下から上っていきました。結構急な坂道や階段でした(笑)。
井伊家の菩提寺・清凉寺へ
清凉寺(彦根市古沢町1100)でお墓にお参りして、ご挨拶させてもらうのは、演じるための土台になること。直政に会いに行けたことは、本当に良かったと思います。しかも清凉寺は井伊家代々のお墓があって……。やはり感じるものがありました。
次こそは、琵琶湖のスケール感を!
このときが人生初の滋賀県訪問だったんですが、それまでの滋賀県に対するイメージはやっぱり……ひこにゃんです(笑)。実は、まだ琵琶湖をちゃんと見られていなくて、琵琶湖のサイズが全然想像つかないんです。次はぜひ琵琶湖を見たいと思います。
板垣さんの思う井伊直政とは
井伊直政は、〝赤鬼〟と呼ばれたり、戦場での功績について大きく言われたりすることが多いのですが、史実にあるいろいろな話を聞いていると、人付き合いにも長けていた人物だと思います。戦略的に考えて物事を円滑に良い方に進める人間関係を築く術を持っていた人ではないでしょうか。
「どうする家康」という作品の中で、成長していった井伊直政。彼の〝終(つい)の地〟として、彦根、滋賀県はとても大事な場所です。僕自身、そういう想いで演じています。ぜひ、滋賀県の皆さんもドラマを楽しんでください。
弱小国、三河・岡崎の主として生まれ、幼少期を今川家の人質として過ごした竹千代(徳川家康)。織田信長、武田信玄といった武将たちが割拠する乱世を、個性派ぞろいの家臣団と乗り越え、物語はいよいよ、天下分け目の関ヶ原の戦いへーー。家康はいかにして乱世を終わらせるのか。ハラハラドキドキの波乱万丈エンターテインメント!板垣さんは、女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司で、家臣団の新戦力としても活躍した井伊直政を演じます。
主演 松本 潤
作 古沢良太
NHK総合 毎週日曜夜8時ほか 放送中