SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス。インターネットを利用して、社会的なネットワークをつくるためのサービス)は、自分の思いや身の周りの出来事を気軽に投稿できますが、その反面、個人情報の流出やデマの拡散、誹謗中傷などが問題となっています。
一度SNSに投稿した情報は、拡散・複製されるため、完全に削除することは困難です。
使い方を間違えると、自分が加害者になってしまうかもしれません。
SNS事件簿 〜あなたの周りでもこんなことが…?〜
ケース1 孫かわいさが高じて
投稿した写真から、第三者に名前や住所、生活範囲などが特定されることがあります。投稿する際は、個人が特定される要素が含まれていないかよく確認しましょう。
また、他人が写っている写真は無断で投稿せず、投稿しても良いか相手に確認を取りましょう。
ケース2 良かれと思って
災害発生時は、真偽の判別が難しい情報が出回ることがあります。上記は、能登半島地震で実際にあった事例です。これらの情報の拡散は、救助の遅れや、外国人に対する偏見・差別意識の助長にもつながります。
SNSの情報は、信用できる情報かどうか、発信元を確認することが大切です。
また、不確かな情報を安易に信用して、拡散しないようにしましょう。
ケース3 投稿が大ごとに
誹謗中傷や悪口を投稿すると、名誉棄損罪や侮辱罪などに問われたり、慰謝料を請求されたりすることがあります。たとえ匿名の投稿であっても、手続きをすれば投稿者を特定することができるのです。相手が有名人でも、人格を否定したり攻撃したりするような投稿は許されません。
SNS上への投稿には様々なリスクがあります。
投稿する際は、一度立ち止まり、
●相手を傷つけたり、誰かに迷惑をかけたりしないか
●本当に正しい情報か
を確かめることが大切です。
大学生からキャッチコピーを募集しました!
一瞬の投稿、変わる人生。
そのとき、後悔、しませんか?
(令和6年度人権に関するキャッチコピー 優秀作品 立命館大学 石塚 千夏さん)
このキャッチコピーを掲載した卓上ポップを県内の大学に設置していただいています。
相談窓口
●法務省 インターネット人権相談受付窓口
●(一社)セーファーインターネット協会
●違法・有害情報相談センター(総務省委託事業)
●(公財)滋賀県人権センター 人権相談室
TEL:077-527-3885
「人権について学びたい」とお考えの皆さんへ
無料で貸出し・配布しています。
自治体や学校行事などでご活用ください。
人権啓発資材(パネルや紙芝居など)・学習教材(冊子・リーフレット)
人権をテーマにした研修会等で活用いただける啓発資材の貸出しや、様々な人権課題について学べる教材の配布を行っています。詳細はホームページをご確認ください。
●パネル・紙芝居などの貸出し
お問合せ:滋賀県人権施策推進課
TEL:077-528-3533
FAX:077-528-4852
MAIL:cf00@pref.shiga.lg.jp
●冊子・リーフレットの配布
人権教育DVD
自治会や企業、学校等で活用いただける視聴覚教材を多数そろえています。滋賀県学習情報提供システム「におねっと」から検索・予約いただけます。
お問合せ:滋賀県教育委員会事務局生涯学習課
TEL:077-528-4651
FAX:077-528-4962
■お問合せ:滋賀県人権施策推進課
■TEL:077-528-3533
■FAX:077-528-4852
■MAIL:cf00@pref.shiga.lg.jp