DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは
デジタル技術とデータ活用で、人々の暮らしをより良くする取り組みです。滋賀県では、人が人らしく生活し続けられるデジタル社会の実現をめざし、「滋賀県DX推進戦略」を策定しました。デジタル社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進することで、「暮らし」「産業」「行政」の領域と、それを支える「基盤づくり」「ひとづくり」において、2030年を目途に実現をめざします。
▼滋賀県DX推進戦略について詳しくはコチラをご覧ください。
滋賀県がこの先、めざす姿(デジタル化の進んだ2030年)
産業のDX
高付加価値化や省力化、生産性・安全性の向上による持続可能な産業を実現。
今後3年間の主な取り組み
中小企業のデジタルシフト
県内中小企業に対しデジタル技術の導入を促進し、業務効率化やコスト削減などの生産性向上だけでなく、新たな製品・サービスの創造・開発につなげます。
行政のDX
時間や場所を問わない、ワンストップで県民本位の行政サービスが実現。
今後3年間の主な取り組み
県民本位の行政手続の実現
手元のスマートフォンやパソコンなどから納税手続や公金収納が完結でき、県や金融機関の窓口に訪れる必要をなくし県民の負担を軽減します。
暮らしのDX
すべての県民が健康で快適な暮らしと環境に配慮した豊かな生活を実感。
今後3年間の主な取り組み
医療・福祉の情報共有
カルテ情報や在宅療養の情報を、病院・薬局・診療所で共有し、医療・介護に役立てます。
データ・デジタル技術を駆使した防犯
誰でもどこでも、ニーズに合わせた防犯・交通安全情報を入手できるようにし、一人ひとりが安全に生活できる社会を実現します。
地域交通の利便性向上と最適化
コミュニティバスの運行情報をスマートフォンなどで検索できるようにし、利便性向上と利用促進につなげます。
防災・減災へのデジタル技術の積極的活用
防災気象情報データの活用で、事前防災の促進や災害時の迅速な避難支援などにつなげます。
基盤づくり
誰もが利用できる、参加できる環境の整備
サイバーセキュリティ対策の強化
ひとづくり
デジタル人材の育成・活躍
学校におけるICTを活用した教育や、高齢者など誰もがデジタル技術を活用した豊かな暮らしを実感できるように。
サイバーセキュリティ対策の強化について
デジタル化は便利だけど、個人情報の漏洩が心配…
サイバーセキュリティ対策の第一は、「リスク低減のための処置」。つまり、①本人認証(パスワード)の強化、②脆弱性対策(セキュリティソフト)の強化です。個人においては、この基本対策を引き続き行ってください。
■サイバーセキュリティ対策のポイント
1. パソコン・スマホなどのソフトウェアは、常に最新の状態にアップデートしましょう。
2. ウイルス対策ソフトを使い、自動更新に設定しておきましょう。
3. 複雑なパスワード(英数字10桁以上推奨)を設定し、使い回しはやめましょう。
4. 重要なデータは、複数のバックアップをとっておきましょう。
5. サイバー攻撃の手口などの情報を知り、被害防止に役立てましょう。
企業として対策できることはありますか?
組織内での注意喚起を引き続き行ってください。
また、近年の世界情勢を受けて話題にもなった通り、グローバルなサイバー攻撃が行われています。滋賀県は大手企業の子会社、パートナーである関連企業が多いので特に注意してください。
被害にあわれたら
滋賀県警察本部サイバー犯罪対策課へ
サイバー攻撃の被害にあわれたら、最寄りの警察署または滋賀県警察本部サイバー犯罪対策課へ届出てください。早めの被害把握が適切な対処・回復・次の被害の防止になります。
▼詳細は県警webページで
お問い合わせ
県庁DX推進課
電話番号
077-528-3382
FAX
077-528-4839
E-Mail
ce00@pref.shiga.lg.jp
お問い合わせ
滋賀県警サイバー犯罪対策課
電話番号
077-522-1231
FAX
077-525-7577
E-Mail
spc110@police.pref.shiga.jp