もしも、明日、南海トラフ巨大地震が起こったら…
あなたの街、そして滋賀県は、どうなると思いますか?
1月14日、大津市から高島市にかけての琵琶湖岸で、南海トラフ巨大地震を想定した自衛隊による大規模訓練「南海レスキュー2024」が実施され、滋賀県も参加しました。
訓練では、地震によって道路が寸断され、地域が孤立する事態を想定。水陸両用の「水際地雷敷設車」を活用し、琵琶湖上を通って孤立した地域に医療物資を届けました。
また、患者搬送を想定した訓練では、山口県の海上自衛隊岩国航空基地から派遣された救難飛行艇が琵琶湖上に着水し、要救急搬送者を輸送、救出する訓練が行われました。
南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に80%程度の確率で発生するとされています。滋賀県でも震度6強の揺れが予想され、被害も広範囲に及ぶため、地域や一人ひとりの防災力を高める必要性が求められています。
いつか、ではなく、明日かもしれない南海トラフ巨大地震。
非常用持ち出し袋の準備、地域の避難場所の確認、家族との連絡手段を話し合っておきましょう。
未来のために備える一歩を、今日から始めてみませんか?
(文・林正隆/動画編集・大塚慎也)