今年9月から滋賀県で、パートナーシップ宣誓制度が導入されます!
一方または双方が、LGBTなどの当事者であるふたりが、お互いに協力し、共に人生を歩む約束をした関係であることを宣誓したことについて、県が証明し、宣誓書受領証を交付する制度です。
宣誓には、電子申請(しがネット受付サービス)、メールまたは電話での事前受付が必要です。
宣誓日当日、ふたりで来庁して手続きを行うと、その場でカードサイズの2枚の宣誓書受領証が交付されます。
これがふたりの関係性を証明できるものとなります。
表面には、本人とパートナーの氏名。裏面には、緊急連絡先や子どもの氏名を記載することもできます。
この宣誓書受領証を提示することで、県営住宅に世帯として入居できる※など、生活上の不便の軽減につながるサービスが受けられます。
※収入など他の要件あり
利用可能な行政サービスについては、今後、滋賀県ホームページで随時更新していきます。
滋賀県では、LGBTなどの性の多様性に関して、重要な人権課題の一つとして位置づけ、啓発活動を行っています。
どのような性の人を好きになるのか、自分の性をどのように認識するのかは、人それぞれ違います。
一人ひとりの人権を大切にしていきたいですね。
(文・福本明子/撮影・林正隆/編集・大塚慎也)