
滋賀県の歴史と文化を伝える「安土城考古博物館」が、このたびリニューアルオープンしました。今回のリニューアルは「幻の安土城」復元プロジェクトの一環として行われ、安土城・信長・戦国の魅力を発信する拠点として生まれ変わりました。
五面スクリーンで体験する「幻の安土城」
リニューアルした博物館の目玉の一つが、展示室内に設置された、安土城天主と同じ八角形のシアター。
5面に及ぶスクリーンは、なんと、高さ3.8メートル、横幅23.5メートルの大きさです。
このスクリーンに、壮麗な安土城がダイナミックに映し出され、まるで当時の姿を目の前にしているかのような臨場感が味わえます。
シアターで上映する映像のタイトルは「織田信長と安土城~宣教師ヴァリニャーノが見た天下人の城」。
ドラマ仕立てのストーリーになっていて、誰でも楽しめる内容です。
シアター手前の導入部には、ホワイトモデル(地形模型)へのプロジェクションマッピングが2つ設置され、安土城の立地や、近江周辺の戦国時代の様子を分かりやすく解説。
さらに、展示室の壁面には、グラフィックパネルで、信長の生涯や近江の戦国時代の年表が設置され、戦国時代から信長時代の近江や安土城・城下町の移り変わりが学べる構成となっています。
さらに、博物館エントランスには、タッチパネル式の周遊マップが設置され、博物館周辺の史跡や観光スポットの情報も閲覧できます。
なお、滋賀県では、今年の秋の公開に向けて、安土城が実際にあった場所で携帯をかざすとその場に安土城が現れるアプリの開発も進められています。
よりリアルな歴史を体感できるようになりそうですね。
記念セレモニーも開催!
リニューアルオープンを記念し、3月16日(日)にセレモニーも行われました。
この式典には三日月大造知事も出席し、
「滋賀、安土に天下布武の拠点、お城を築こうとした信長の想いを感じて頂ける、そういう場所にしたい。これから世界の方々に、こういう場所であること、そして想いとともに伝えていけるよう、努力をしていきたい。」と語りました。
歴史好きも、初心者も楽しめる博物館へ
リニューアルした安土城考古博物館は、戦国時代が好きな人はもちろん、これまで歴史に触れる機会が少なかった人にも、新たな発見と驚きを提供してくれる場所となっています。
安土城考古博物館は2025年3月18日(火)からリニューアルオープン!
織田信長が築いた壮麗な安土城。その時代の息吹を感じに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
さらに便利に、快適に
博物館のリニューアルに伴い、受付カウンターが新設され、キャッシュレス対応が可能な自動券売機も導入されました。
また、インターネットを利用した予約購入システムも導入され、よりスムーズに入館できるようになりました!
※リニューアルオープン当初は混雑が予想されるため、予約購入がおすすめです。
(文・東田七星/動画編集・大塚慎也)



新設された受付カウンター
